自己肯定感を育む保育実践を評価いただきました 〜往還型研修参加報告〜

今年度(令和6年度)、宮崎市保育会の新たな取り組みとして、「保育の質の向上を目的とした往還型研修」が実施されました。
募集定員は60名で、当初、当園は参加予定ではありませんでしたが、参加協力の依頼があり、急遽LUMINAの吉田主幹が参加いたしました。
研修の対象は「リーダー職以上の保育士」とされていましたが、「可能であれば主幹の参加を」との要望を受け、当園として吉田主幹を選出しました。
この研修で当園の取り組み及び発表内容が評価されましたので共有させていただきます。

【往還型研修とは】
この研修は、研修で学んだことを実際の保育現場で実践し、その成果や課題を次回の研修で持ち寄って共有するという、「往還(行き来)」を繰り返しながら学びを深めていくスタイルの研修です。
理論と実践を往復する中で、保育の質の向上を目指します。

研修スケジュール

本研修は全3回にわたり、以下のような内容で構成されていました。

第1回:幼児理解と記録からの視点を学ぶ
・日時:10月16日(水)
・内容:講義およびグループワーク
・講師:
 - 大豆生田 啓友 氏(玉川大学教育学部教授)
 - 佐伯 絵美 氏(合同会社子どもベース 代表)

第2回:保育記録をもとに実践の振り返りと対話
・日時:12月16日(月)
・内容:講義およびグループワーク
・講師:佐伯 絵美 氏(合同会社子どもベース 代表)

第3回:ポスターによる実践共有と語り合い
・日時:2月16日(月)
・内容:ポスター発表、講義、参加者との対話
・講師:
 - 大豆生田 啓友 氏
 - 佐伯 絵美 氏

講師について

大豆生田 啓友 氏

玉川大学教育学部教授。1965年、栃木県生まれ。専門は、乳幼児教育学・子育て支援。青山学院 大学大学院教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭などを経て現職。日本保育学会理事、こども環境学会理事。
NHK Eテレ「すくすく子育て」をはじめ、テレビ出演や講演活動など幅広く活動中。 『非認知能力を育てる あそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める』(講談社、大豆生田 千夏との共著)、『子育てを元気にすることば』(エイデル研究所)、『マメ先生が伝える 幸せ子育てのコツ』(赤ちゃんとママ社)ほか多数の著書がある。

佐伯 絵美 氏

佐伯絵美氏は、保育の質向上や現場支援を目的とした活動を行う「合同会社子どもベース」の代表です。島根県安来市を拠点に、全国の保育施設に対してコンサルティングや研修を提供し、保育環境の改善に尽力しています。また、「子どもと保育総合研究所」の所員としても活動し、保育業界の発展に寄与する講演や研究を行っています。

成果と評価

最終回の研修では、吉田主幹が作成した実践ポスターが高く評価されました。内容のテーマは「自己肯定感を育む保育」で、参加者にとって非常に関心の高いトピックだったこともあり、ポスター発表は常に多くの参加者に囲まれていたとのことです。

また、発表形式も自由に対話できるスタイルであったため、参加者がそれぞれ興味のある点について質問したり意見を交わしたりするなど、活発なやり取りが行われました。
講師の佐伯絵美先生も繰り返し写真を撮影されており、大豆生田啓友先生も頷きながら真剣に耳を傾けられていたそうです。結果として、吉田主幹の発表は全体の中でも特に優れた内容として選ばれ、全参加者の前での代表発表に抜擢されました。

他園の園長先生からは「郡を抜いた内容で、人当たりもよく素敵な職員さんですね」との主幹へのお言葉もいただきました。吉田主幹が日頃から実践と学びを大切にしている姿勢や、当園での育ちが評価された結果であると感じています。

講師の大豆生田先生からも「宮崎市での往還型研修は刺激的で楽しかった」とのお言葉をいただき、当園としても非常に実りの多い研修となりました。

ポスター

補助資料